Beritz(ベルリッツ)では、教育訓練給付金制度の対象講座として、ビジネス英会話の2コースが認定されています。
一つはプライベートレッスン(マンツーマン)、もう一つは少人数制レッスンです。
教育訓練給付金制度とは、厚生労働大臣が認定した講座の受講料が最大20%(最大10万円)戻ってくる制度です。
雇用の安定と促進のために作られた制度です。
それでは、具体的にどのようなカリキュラムで、費用や期間はどのくらいかかるのか?
また、受講生の声や満足度はどうなのか?
そこで、ベルリッツの教育訓練給付金対象コースについて詳しく掲載しました。
ベルリッツ 教育訓練給付金制度対象のビジネス英会話コース
ここでは、ベルリッツ 教育訓練給付金制度対象のビジネス英会話コースについて解説していきます。まずはベルリッツの特徴や、給付金コースの概要、受講生の満足度や声、費用についてまとめました。
関連記事:ベルリッツ BBCS(Berlitz Business Communications School)
ベルリッツの特徴
Beritz(ベルリッツ)は、140年歴史があり、世界70ヵ国に校舎がある英会話スクールです。
主にビジネス英会話をメインに教えています。
その他、日常会話・旅行・TOEIC対策や、子どもや学生向けのコースもあります。
レッスンは、ベルリッツが培った独自のベルリッツ・メソッドで進めていきます。
すでにご紹介しているとおり、ベルリッツでは複数のコースがあります。
教育訓練給付金制度の講座としては、2つのビジネス英会話コースのみが対象となっています。
こちらは、プライベートレッスンと、少人数レッスンの2つコースを選択する事ができます。
どちらも独自のベルリッツ・レベルで語学力を判断し、学習プランが作成されます。
参考記事:ベルリッツ・レベルとTOEICの換算表
プライベートレッスンと少人数制の概要
ベルリッツの教育訓練給付金対象は「ビジネス英会話コース」です。
こちらは、プライベートレッスン(マンツーマン)と少人数制レッスンの2つを選択できます。
まずはコースの概要をご紹介します。
ビジネス英会話コースでは、あなたが普段している仕事内容に合わせて、学習プランを作成してくれます。
具体的な内容としては、電話対応・Eメール・会議・プレゼン・交渉・営業や商談・契約や事務手続きなどです。
業種としては、IT・医療・建設・サービス・商社・小売りなど。
職種は、接客・営業・マーケティング・ジム・経理・会計などに対応しています。
そのため、すぐに仕事に直結した英語を身に着ける事ができます。
また、受講にあたっての英語レベルはTOEIC350〜450点程度です。
英検に換算すると5〜3級程度で、中学卒業レベルとなります。
修了は、出席率80%以上となっています。
条件を満たさないと修了せず、給付金が支給されない可能性がありますので、ご注意ください。
その他、ビジネス英会話コースが提供されている、給付金対象の類似スクールもあります。
ベルリッツのビジネス英会話コースについては、公式サイトもご確認ください。
費用と受講期間
以下、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」に掲載されている、費用と受講期間をご紹介します。
コース | 受講期間 | 訓練時間 | 入会金 | 受講料 | 合計費用 | 給付金適用 |
---|---|---|---|---|---|---|
プライベート | 10ヶ月 | 54時間 | 33,000円 | 730,400円 | 763,400円 | 663,400円 |
少人数制 | 12ヶ月 | 64時間 | 33,000円 | 445,060円 | 478,060円 | 378,060円 |
※全て税込価格です。
※当記事更新時点での料金です。最新情報は公式サイトもご確認ください。
給付金対象のビジネス英会話コースは、プライベートレッスンと少人数制で、期間と料金が違います。
プライベートは10ヶ月で54時間、少人数制は12ヶ月で64時間です。
プライベートの方が少人数制より、1.596倍高い料金になっています。
教育訓練給付金制度の場合、総受講費20%の最大10万円が支給されます。
そのため、合計金額より実質10万円安く受講する事ができます。
今後、これらの費用は変更される可能性もあります。
最新の費用は、公式サイトで確認するか、お問い合わせください。
受講修了者数と資格取得者数
ベルリッツ給付金対象コースの受講修了者数と、資格取得者数をご紹介します。
こちらは、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」から調べる事ができます。
資格取得は、希望者のみTOEIC L&Rテストを受験します。
プライベートレッスンは多い年で283人、少ない年で117人の修了者がいました。
一方、少人数制は多い年で135人、少ない年で51人の修了者となっています。
その修了生の中でTOEIC L&Rテストの受験した方が、それぞれ約半数です。
その中で、ベルリッツ指定のTOEIC645~694点に合格した方が、2分の1〜3分の1程度います。
▼プライベートレッスン
▼セミプライベートレッスン(少人数制)
出所:教育訓練給付制度 検索システム – 厚生労働省
修了者数を見ると、少人数制よりプライベートレッスンの方が修了生が多く、人気があると言えます。
ただし、資格の合格率は、プライベートが21.6〜47.0%、少人数制が30.8〜52.9%です。
意外にも、少人数制の方が資格の合格率が高いです。
そのため、資格取得したいかも含めて検討する必要があります。
受講生の満足度
それでは、ベルリッツの給付金対象ビジネス英会話コースの満足度はどうなのか?
同様に、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」からご紹介します。
こちらは、5段階でベルリッツの給付金対象コースの受講生が評価しています。
できるだけデータ量の多い、各コースで最も受講者が多い年でご紹介します。
まずは、プライベートレッスンですが、大変満足が79人、おおむね満足が171人。
どちらとも言えないが16人、やや不満と大いに不満がそれぞれ2人ずつでした。
少人数制は大変満足が28人、おおむね満足が75人。
どちらとも言えないが5人、やや不満と大いに不満については0人でした。
▼プライベートレッスン
▼セミプライベートレッスン(少人数制)
出所:教育訓練給付制度 検索システム – 厚生労働省
それぞれ、「おおむね満足」と回答した方が最も多い傾向がありました。
不満に感じた方も各コース、各年度1、2人と少ない傾向があります。
ベルリッツのビジネス英会話コースは、比較的評価が高いと言えそうです。
受講生の声と成果
実際にベルリッツを受講した方のインタビュー映像があります。
入会したキッカケ、実際のレッスン成果などがありますので、いくつかご紹介します。
レッスン成果の映像については、受講生の英会話力を確認する事ができます。
とても大変でしたが、3ヶ月で英会話に自信が持てるようになった。
外部の企業からオファーがあり、キャリアアップする事ができた。
周りの同僚やサプライヤー(生産者やメーカーなど)さんが英語を話していた。
そのため、英語が話せないと仕事ができないだけでなく、人間関係が構築できないと思い、ベルリッツに入会した。
働いている企業のグローバルチームに移動になり、英語でのコミュニケーションが必要になった。
そのため、仕事で英語を使えるようになるため、ベルリッツに通うようになった。
オーストラリア人の同僚が赴任してくる事がわかってから、英語を学ぼうと思った。
海外からドクターを呼ぶ事が多いので、ベルリッツで学ぶ事で英語での挨拶や会話ができるようになった。
海外出張するチャンスが何回かあり、それがきっかけで英語力のなさを感じていた。英語だけでマネジメントを進めるプロジェクトがあたっため、英語をしっかり学ぶ必要があり、ベルリッツに通いはじめた。
このように、ベルリッツで英語を学ぶ事で、ある一定の英語力を伸ばせた方が多いです。
ベルリッツの教育訓練給付金制度まとめ
このように、ベルリッツのビジネス英会話の2コースのみ、教育訓練給付金制度の対象講座となっています。
給付金対象のビジネス英会話コースは、プライベートレッスンと少人数を選択できます。
それぞれ料金や期間が違い、満足度や資格合格率も違います。
あなたの今の職業に合わせた形で、学習プランを作成してくれます。
そのため、すぐに仕事で使える英語を習得できます。
まずは無料体験する事ができますので、ベルリッツ公式サイトをご確認ください。
参考記事:ベルリッツの申し込み方法と無料体験