英会話のコーチング・サービスを提供している、PROGRIT（プログリット）とTORAIZ（トライズ）はどう違うのか？
そこで、プログリットとトライズを５項目で徹底比較し、まとめました。
プログリットとトライズは類似していますが、提供内容が若干違います。
そのため、個別に合う・合わないがありますので、そちらも分析してご紹介しています。
英会話の学習にプログリットかトライズを検討されている方は、参考にしてみてください。
プログリットとトライズの比較と違い
以下、プログリットとトライズの違いを５項目で比較しました。
特徴とコンセプト、学習内容、コースと料金、英語力UPの効果、受講生の声の５つで分けています。
特徴とコンセプト
| プログリット | ３ヶ月で一定レベルを上げる英語コーチング |
|---|---|
| トライズ | １年で1000時間の英語を学ぶコーチング英会話 |
プログリットとトライズは、どちらも英語コーチング・サービスです。
「コーチング」とは、自主性を引き出したり、目標達成を達成するための手法です。
一方、従来の英会話スクールは、教えるティーチングです。
それぞれ、CMでも期間が表示されていますが、コースによっては２ヶ月・６ヶ月などもあります。
基本的には、どちらも自習をサポートする英会話サービスとなっています。ただし、提供されている学習内容やサービスが違います。
学習内容の違い
プログリットとトライズの学習内容には、どんな違いがあるのでしょうか？すでにご紹介したとおり、どちらも英語コーチングです。
しかし、プログリットは基本的に自習のサポートのみです。一方で、トライズのカリキュラムは、自習のサポート＋各種レッスンがあります。
- 課題チェックリスト
- 個別カリキュラム
- 週間面談
- コーチによるスケジュール管理
- チャットによるコーチング
- 必要に応じて他社のオンライン英会話
- 受講の前後でVersantテスト
- レベルチェック
- 目標設定
- 学習計画
- スピーキング
- シャドーイング
- レッスンの予習
- オンライン・プライベートレッスン
- グループレッスン
- フリートーク・グループレッスン
- フィードバックメール
- 面談、プログレスチェック
- 月１回のVersantテスト
※Versantテストとは、国際的に利用されているビジネス英語のスピーキングテストです。
マンツーマンレッスンに関しては、プログリットは提携先のオンライン英会話で行います。
提携オンライン英会話は、Cambly・Native Camp・DMM英会話の３つです。
一方トライズは、ネイティブ講師が常駐しており、オンラインでマンツーマンレッスンします。
また、少人数グループレッスンと、フリートークのグループレッスンも行います。
以下、各サービスのトレーニングの実践や解説動画です。
どちらもシャドーイングや瞬間英作文など、同じようなトレーニングをしています。
コースと料金
以下、トライズとプログリットの学習期間と、料金について比較しました。
不定期のキャンペーン時には、入会金無料や受講料が割引になる場合があります。
また、各コースは一括払いだけでなく、分割払いもできます。
※掲載料金は当記事更新時点のものです。最新情報は各公式サイトからご覧ください。
入会金
プログリットとトライズの入会金は両社とも55,000円（税込）です。
しかし、月あたりの受講料は、プログリットよりトライズの方が安い傾向があります。
次の項目以降から、各コースの受講料をご確認ください。
初心者向け
| 名称 | ２ヶ月 | ３ヶ月 | ６ヶ月 |
|---|---|---|---|
| プログリット 初心者コース |
380,600円 | 544,500円 | 1,069,200円 |
| トライズ 初心者コース |
ー | 499,900円 | ー |
※料金は全て税込価格です。
※それぞれ分割払いあり。
初心者向けとして、プログリットでは「初心者コース」、トライズでは「英語初心者コース」が用意されています。
プログリットは、２・３・６ヶ月から学習期間を選択できます。
一方、プログリットは３ヶ月のみとなります。
ビジネス英会話
| 名称 | 月額(※1) | ２ヶ月 | ３ヶ月 | ６ヶ月 | 12ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|
| プログリット ビジネス英会話 |
ー | 380,600円 | 544,500円 | 1,069,200円 | ー |
| トライズ 英語ｺｰﾁﾝｸﾞ本科 |
118,000円 | ー | ー | 721,300円 | 1,284,100円 |
| トライズ ﾋﾞｼﾞﾈｽ上級英語ｺｰｽ |
ー | ー | 499,900円 | ー | ー |
※料金は全て税込価格です。
※２ヶ月〜12ヶ月は、分割払いあり。
※プログリットは３・６ヶ月の場合、一般教育訓練給付制度の対象なら最大10万円支給。
※トライズは一括払いプランの場合、キャンペーンで10～15万円割引になる場合があり。
※１：トライズの月払いは、割引や保証が適用できません。
プログリットとトライズのビジネス英会話コースの料金を比較しました。
プログリットはそのままの名称で「ビジネス英会話コース」があります。
トライズについては、メインコースの「英語コーチング本科」と「ビジネス上級英語コース」の２つがあります。
それぞれ、学習期間・支払い期間・対象の英語レベルが違います。
あなたに合ったものを検討してみてください。
TOEIC L&R対策
| 名称 | ２ヶ月 | ３ヶ月 | ６ヶ月 |
|---|---|---|---|
| プログリット TOEIC® L&R TESTｺｰｽ |
380,600円 | 544,500円 | 1,069,200円 |
| トライズ TOEIC®対策ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ |
297,580円 | ー | ー |
※料金は全て税込価格です。
※それぞれ分割払いあり。
※プログリットは３・６ヶ月の場合、一般教育訓練給付制度の対象なら最大10万円支給。
プログリットとトライズでは、それぞれビジネス英語テストの「TOEIC L&Rテスト」対策コースがあります。
学習期間は、プログリットが２・３・６ヶ月、トライズは２ヶ月のみです。
トライズは、こちらのコースが最も安いです。
アカデミック英語
| 名称 | ２ヶ月 | ３ヶ月 | ６ヶ月 |
|---|---|---|---|
| プログリット TOEFL iBT® TEST/ IELTSｺｰｽ |
380,600円 | 544,500円 | 1,069,200円 |
| トライズ 英語ﾌﾟﾚｾﾞﾝ/ 学会発表ｺｰｽ |
ー | 299,900円 | ー |
※料金は全て税込価格です。
※それぞれ分割払いあり。
プログリットは、主に海外留学向けテストのTOEFL iBTとIELTSのコース。
一方トライズは、国際学会で発表するための英語プレゼンコースになっています。
どちらもアカデミック英語ですが、それぞれ学習目的が違います。
英語力UPの効果
プログリットとトライズでは、それぞれVersantの受験と、TOEIC対策のコースがあります。
そこで、それぞれどの程度英語力がアップできたのか、比較してみます。
Versantスコア
Versantとは、国際的に利用されているビジネス英語のスピーキング・テストです。
海外ではアメリカ国防総省、日本企業では楽天やヒルトン・ホテルなどが活用しています。
満点は80点で、１点上げるのも難しいと言われています。
トライズ受講生の平均は、37点前後だったのが、半年で46点前後までアップしています。
つまり、６ヶ月で９点アップする事ができています。
出所：トライズ
TOEIC L&Rスコア
プログリットとトライズでは、それぞれTOEIC L&Rテストの対策コースがあります。
そちらでどの程度スコアアップできたのか、比較してみました。
そちらを３ヶ月受講した方のTOEICスコアアップは、以下のとおりです。
初級者：平均180点UP
中級者：平均160点UP
上級者：平均90点UP
※受講期間は３ヶ月
出所：プログリット
そのTOEICスコアアップは、以下のとおりです。
初級者：平均152点UP
中級者：平均130点UP
上級者：平均153点UP
※受講期間は２ヶ月
出所：トライズ
受講生の声
プログリットとトライズの受講生の声を、各公式動画で聞く事ができます。
具体的にどのような点が良かったのか、比較してみてください。
プログリットとトライズに向いているタイプ
これまでに、プログリットとトライズを比較してきました。サービス内容は類似していますが、コースや料金に違いがあります。
そこで、どういった方にプログリット、どういった方にトライズが合うのかまとめました。
英語の自習力を付けたいならプログリット
トライズは、自習サポート＋各種レッスンが用意されています。しかし、プログリットは自習サポートに特化しています。
ただし、必要に応じて、提携先のオンライン英会話を利用する場合があります。
そのため、プログリットの方が、より自習力を身に着けやすいと言えるでしょう。
もし、英語の自習する力を付けたいならプログリットの方が良いかもしれません。
TOEFLかIELTS受験ならプログリット
プログリットでは、トライズにはない、TOEFL iBT/IELTSのコースがあります。
※追記：トライズでもIELTS対策コースが提供を開始しました。
海外留学などの目的で、TOEFL iBTかIELTSを受験する方はプログリットとなります。
TOEFL iBTやIELTS対策に対応している英語コーチングは少ないです。そのため、人気があり、注目されているプログリットが最適と言えるでしょう。
ビジネス英語上級や学会プレゼンならトライズ
トライズでは、プログリットにはない「ビジネス英語上級コース」と「英語プレゼン/学会発表コース」があります。
そのため、すでに英語上級者でビジネス英語を学びたい方。また、国際学会の発表や交流会の英語を学びたい方はトライズが最適です。
メインコースの「英語コーチング本科」よりも受講期間は短く、料金も安く済みます。
月あたりの料金を抑えたいならトライズ
プログリットとトライズを比較すると、月あたりの料金はトライズの方が安いです。
メインの英語コーチング本科の場合、月払いが118,000円(税込)、12ヶ月一括払いの月あたりが107,008円(税込)となります。
一方、プログリットのビジネス英会話コースの場合、６ヶ月一括払いの月あたりが178,200円(税込)となります。
そのため、数万円の差が出ますので、より安く済ませたい方は、トライズを選択すると良いでしょう。
まとめ
プログリットとトライズは、どちらも英語コーチング・サービスです。
プログリットは基本的に自習サポートのみ、トライズは自習サポート＋各種レッスンが用意されています。※プログリットは、必要に応じて他社オンライン英会話のレッスンがあります。
また、コースや学習期間もサービスごとに違います。各公式ページからご確認の上、自分が取り組みたいものを選んでみてください。
各サービスごとに期間限定のキャンペーン割引が行われている事があり、お得に利用でき、無料でカウンセリングを受ける事ができます。
詳細は各公式サイトをチェックして比較してみてください。
